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結構前に読んだ本 3/25

ネタが尽きるまで、読んだ本の感想文を書きまくるテスト。
一時期なぜか古典的SFをいっぱい読んでました。

「虎よ、虎よ!」
虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫 SF ヘ 1-2)虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫 SF ヘ 1-2)
(2008/02/22)
アルフレッド・ベスター

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読んだきっかけは、いつだかアニメ「巌窟王」にハマりまして。
今思うと画面も音楽も声優も豪華さがハンパじゃない超ゴージャスアニメでした。

「巌窟王」自体はフランスの古典小説ですが(実は原作は読んだ事ないです)、アニメでは舞台を宇宙開発がかなり進んだ未来世界になってたりSF色がハンパないアレンジとして入っているのですが、
実はコレ、wikipedia読んだら元は「虎よ、虎よ!」をアニメ化しようとしてたけど版権の都合で出来なかったので、さらに原作の「巌窟王」にした、とあったので、じゃあいつかはそっちを読んでみたいなぁと思っていたのでした。



んで、読んでみた感想
あのアニメ、めっちゃ「虎よ、虎よ!」寄りじゃん!!いや原作知らんけど。
あと文量の割にテンポ早くて間延びしないって古典(60年くらい前だけど)なのに読みやすいなぁ。こりゃ伝説になるのも頷けるわ。

例えば、アニメで貴族連中はわざわざ(宇宙文明なので超絶的に技術はあるはずなんだけど)馬車を走らせたり、手紙を書いたり「不便さこそが美徳!」とか言う逆行性を持っている事がステータス扱いという描写があるんですが、コレが「虎よ!」の世界での貴族そのままなんですね。
てっきりアレンジしながらも古典の雰囲気を出すためのムチャ設定かと思ってたんですが。

それと特筆すべきは石ノ森章太郎へ影響したと言うサイボーグ技術でしょう。
具体的にはアレです、加速装置
主人公のフォイルは中盤で莫大な資産を手に入れ、顔と名前を変えて貴族社会に飛び込むのですが、この際に体にも大金を掛けて改造を施し「奥歯にあるスイッチ」を入れると相手の目にも止まらないスピードで走り、軍隊だろうと一人で制圧できるというチート性能を手に入れます。
…それにしても、こんな技術があるのに何故軍隊が兵士にそれを導入しないんだろう?いや、このツッコミは「サイボーグ009」にこそするべきなんですけど。やっぱ資金がメッチャかかるとか?でもブラックゴーストがそんなケチくさいハズないしなぁ。

あと怒ると顔に傷が浮かぶ(フォイルのは刺青だけど、なぜか改造しても治らない。)設定は「仮面ライダー」に受け継がれたとか。

それと一気に時代が飛んじゃうけど「仮面ライダーカブト」のゼクターが飛んでくる事を『ジョウント』と呼んでいたのは(本編中には使われなかったけど)「虎よ!」のワープ能力から取ったのかな?

まぁ肝心のフォイルはヒーローなんて言葉が全く似合わない粗暴なチンピラなんですが。こういう所からガジェットを引っ張って来て、理想の人物のキャラクターを乗せたのがヒーローってものなのかなぁ。



話自体はそんなに長くないハズなのに、 絶望 → 再起 → 成り上がり → 破滅 と目まぐるしく展開するスピード感が凄まじい名作です。
ぶっちゃけラストの破滅っぷりは未だに何が起きてるのか理解出来ません。感覚器がブッ壊れて「光に触れて、音が見えて、味が聞こえる」みたいな(違ったかも)トチ狂った表現は一見の価値あり。
自分に「考えるな!感じろ!」って言い聞かせて読み切りました。うん、そんな読み方なんて後にも先にもこれ一回きりだろうなぁ。
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[2012/03/25 13:43 ] | 読書 | コメント(0) | トラックバック(0)
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